温故知新
ふるきをたずねて新しきを知る
昭和に学んだ成功哲学
振り返ってみました。
23歳の時に受講した
2日間の自己能力開発トレーニングで
学んだ「失敗の3要因」
【失敗の3要因】
1. 自分自身に忠実でない
2. 言い訳をする
・他人と比較する
・物事を引き延ばす
3. 無目標
今回は、前回の
↓ ↓ ↓
人生における失敗の3要因とは?
「自分自身に忠実でない」
…に引き続いて、
「言い訳をする(他人と比較する)」
についてです。
講師からの学びを
自分なりにまとめてみました。
あなたはゴルフをしますか?
わたしは今はまったくやりませんが
30代の頃は人並みにやっていました。
ゴルフ場の正会員になった事はありません。
当時のベストスコアは 84 です。
あなたのベストスコアはいくつですか?
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
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・・
・
さて、
今あなたの中で
どんな感情が生まれたでしょうか?
1. 「大したことないなあ、、、」
2. 「なんだ、自慢話かよ、、、」
等々、、、、、、
たぶん、、、
1. は、わたしよりスコアが上の人
2. は、わたしよりスコアが下の人
のような気がします。
私たちはこのように
瞬時に他人と比較します。
比較自体が悪いわけではないですが
問題は誰と比較するかということです。
私たちは劣等感を避けようとします。
優越感に浸っていたいのです。
そのために大抵の場合は
自分より劣っている人と比べて
「わたしの方がまだマシだな、、、」
という感情に浸ろうとします。
さらに問題なのは、
「無意識」にそうしている事にさえ
気づいていないことなのです。
この落とし穴に気づかなければ
自己成長はむずかしくなります。
ブレイクスルーが起こりません。
比較するのなら
自分よりもハイレベルの人です。
あなたがしたい事を
すでに成し遂げた人を見つけて
その人と比較しながら
未来のあなたを追いかけましょう!
「いつかは私もあそこまで・・・」
この意識があなたを成功へ導くのです。
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ここで古い逸話を話します。
ある時計屋の店主の話です。
店内の柱時計と
自分の腕時計の時刻を比べながら
いつも店の前を通り過ぎる
作業着の男がいました。
毎朝欠かさず10年も続いていました。
ある日、店主が尋ねました。
「あなたはどこで働いているのですか?」
「近くの工場です。
昼のサイレンを正確に鳴らすために
正確な時間を知りたくて
毎朝こちらの時計に
時間を合わせてもらっています」
「まさか、、、、、、」
あなたには、もうお分かりですね?
実は、
この店主も
店の柱時計の時刻を
工場のサイレンに合わせていた、、、
というのです。
私たちは
周りの人がリードしてくれている、、、
…と何の疑いもなく
思っているもしれませんが
実は
周りの人も私たちに頼っている、、、
ということが往々にしてあるのです。
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私たちの悩みのほとんどは
他人との比較が原因と言います。
他人と比較して
優れていれば優越感に、
劣っていれば劣等感となって
日々を暮らしています。
わたしも20代の頃は
同級生の誰よりも稼いで
いいマンションに住んで
いい車に乗って
いい服を着て
イイ女と、、、、、、
なんてことを求めて生きていました。
仕事を頑張る理由は
自分のぜいたくの為だけでした。
どれだけ気っ風よく金を使うか、、、
散財するのが男のカッコよさだ
と思っていました。
うらやましいと思われたくて
努力していました。
優越感に浸ることを
幸せと勘違いしていました。
貧乏人のコンプレックスです。
歳を重ねて
色んなものを手に入れて
色んなものを失って、、、
幸せっていうのは
「手に入れるもの」ではなくて
「感じるもの」なのでしょう。
幸せとは
案外ささやかな事だったりします。
20代、昭和に学んだ成功哲学を
振り返りつつ、自戒の念を込めて、、、
次回は、
についてです。