指定申請書類

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ビジネス 障害者福祉

どうやって【障がい者グループホーム】を立ち上げたのか!?

投稿日:2021年1月22日 更新日:


グループホーム(GH)を開所した手順を教えてもらえませんか?


そんな質問がありました。


わたしの回顧録を記しておきますので
興味ある方は読み進めていただければ…と、

 

グループホーム開所の手順

 

  1. 市の「障がい福祉課」
    「社会福祉協議会」
    「指定相談支援事業所」などを訪ねて
    地域の障がい者福祉業界の現状と
    GHの必要性(ニーズ)など聴き取り調査。

  2. GH運営条件を満たす住居を探す。
    (または満たすよう改装あるいは新築)

  3. 申請書類(事前協議・指定申請)
    を作成し都道府県へ提出する。

  4. 職員を募集する。

  5. 必要な家電・家財などを揃える。

  6. 「施設案内パンフレット」と
    「内覧会案内チラシ」を作成して
    市役所・障がい福祉事業所・
    特別支援学校などに挨拶まわりする。

  7. 予約制の内覧会を開催して
    「1泊体験入所」の希望者を募る。

  8. 体験入所した方の中から
    生活支援していけると判断した
    障がい者の方とその相談支援専門員と
    協議して入所者を決定する。


そんな流れです。

沖縄県子ども障害福祉課
沖縄県子ども障害福祉課

わたしが最初に市役所を訪ねて
「GHを開所したい」と伝えた時、
職員さんからこう言われました。

たまに相談に来られる方はいますけど
実現した人は本当に少ないです。
GHはこの地域に全然足りていません。
応援しますからぜひ頑張ってください!


職員さんのこの一言で
わたしの心にスイッチが入りました。


これはオレの役割に違いない!
なんとかして開所しなイカン!
(思い込み激しいタイプか?笑)


そこで、
市内全域の障がい者福祉事業所の
リストをもらいました。


(実際にはGH運営にうってつけの
 賃貸住宅を見つけてから市役所を
 訪問したのですが…)


そして、前述した手順どおり
着々と準備を進めていきました。

知ってもらわなければ無いのと同じ!!

わたしが開所へ向けて
もっとも気合を入れた活動は、


6.「施設案内パンフレット」と
「内覧会案内チラシ」を作成して
市役所・障がい福祉事業所・
特別支援学校などに挨拶まわりする。


という告知活動です。


なぜなら、
知ってもらわなければ
存在しないのと同じ…だからです。


市役所でもらったリストをもとに
効率いい巡回コースをプランニングして
1件も漏らすことなく飛び込み訪問!


アポなし突撃訪問の方が
インパクト大かなぁ…と思って、、、


丁寧に、丁重に、
自作パンフレットを見せながら
「開所のご挨拶」と「内覧会ご案内」


30件ぐらい周ったでしょうか、、、
どの事業所もとても好意的で
私のような新参者を応援してくれる
そんな優しい計らいを感じました。
さすが福祉業界ですね。 

内覧会のご案内
内覧会のご案内


そして同時進行で
世話人(スタッフ)募集です。


ハローワーク、新聞広告、SNSなど
複合媒体を駆使したりして
3人のスタッフを見つけました。


訪問した各事業所さんからは
入所希望者さんの紹介をいただいて
1泊2食の体験入所を受け付けて…。


お陰様で開所2ヶ月で
5室(5名)の居室が埋まりました。


(常時職員1名体制で運営したいので
 5~6名が適正だろうとの判断です。
 それ以上の人数だと職員1名では
 サポートしきれなかったり
 目が行き届かなかったりするので…)


今ではスタッフと利用者さんの
気心も通じ合って和気あいあい…
アットホームですごくイイ雰囲気です。


ちなみに、
「グループホームゆんたく家」の
ブログはこちらです。


ちょっとだけでも
覗いていただけたら嬉しいです。

  ↓ ↓ ↓

https://www.atatakai-kokoro.or.jp/blog/category/yuntakuya/


ところで、
今のグループホームは「男子寮」としています。


男女混合のグループホームでは
なにかと不都合があるようなのです。
(その訳はお察しください…)


もちろん女性のニーズもあるので
次に2号館を開所するとしたら
「女子寮」なのですが…


毎日毎日
一戸建ての賃貸物件を探してます。


これまでに
4軒の候補物件を見つけましたが
どれも開所には至りませんでした。


そのうち1軒とは賃貸契約を交わして
初期費用の90万円も支払って
家電も一式、買い揃えて
数十ページのGH住居追加の申請も
沖縄県庁に提出したんですが、、、
(1軒目を開所して3ヶ月後のこと)


ところがドッコイでした!
県の担当者から電話連絡があり…

 

この物件の築年数は何年ですか?
改正された建築基準法を
満たしてないんじゃないですか?


顔面蒼白でした(…だったに違いない)
法務局や土木局へ
足を運んで調べたところ
なんと、、、
その通り!NG物件だったのです。


調べて知ったことなのですが
建築基準法は昭和57年に改正されて
耐震基準が厳しくなってるんです。


例えば
柱の太さがどうこう…
間隔がどうこう…とか
鉄筋の太さや本数がどうこう…とか


地震に対してどれだけ強度があるか!
という見地から法律改正されたのです。
 

つまり、
昭和57年以前の物件ではグルーホームが運営できない!



そういう事だったのです。(>_<)


(国の予算で運営する福祉施設だから
 建物の基準も厳しい…!
 そりゃそうですよね?)


そんな規定があったとは露知らず…
全くの無知だったことを猛省。


せっかくの
8LDK女性向けグルーホーム開所が
ボツになる!
…というショッキングな出来事でした。


落ち込みました、、、


支払い済みの初期費用は
何度も不動産屋さんと交渉して
なんとか返金してもらえましたが…


すでに2~3人いた入所希望者さんも
さぞかし残念だったことでしょう。
本当にごめんなさい。


そんな感じで、その後も物件が
全然見つからず悔しい日々を送りました。


毎日ネットで不動産情報を見ては
今日もダメだったかあ~
でもいつか見つかるはず、、、


あきらめず探し続けました。


そして、、、
やっと見つかりました。(^^♪
女性向けグルーホーム物件が…!


詳細は次回のブログで、、、(笑)

この先のイメージはこんな展開!

グループホーム3軒、食堂1軒、
合計4軒の事業所を運営!

これが当面の短期目標です。


もし3軒のGHを開所すれば
利用者さんと我々職員を含め
おそらく朝晩の食事として
20食以上が必要となるでしょう。


その20食をまとめて調理すれば…


つまり
セントラルキッチン(CK)化して
それぞれのGHへデリバリーする
と言う形態がとれるかも?


そして
せっかくCKを持つのなら
隣に食堂を作って(棟続きが理想)
一般のお客さんにもランチや夕食を
食べてもらう…というアイディアも
有りじゃないかなあ…?と、、、

キッチン


もし地元の人に
30食の食事が提供できたとしたら
社内を含めて計50食以上の
食事を提供することになります。


そして、その食堂には
笑顔で働く障がい者さんの姿が…。


夢が膨らんできます。


まずはそこまでの形を
NPO法人あたたかい心 石垣支部として
完成させたいです。


あっ!
デカイこと言っちゃったかな?(笑)


最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 
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