規模と聞くと、
資本金、年商、従業員数、固定資産
などが思い浮かびます。
大資本で、売上も大きく、従業員も多く、
おまけに自社ビルを持つ会社へのイメージは?
スゴイ会社だなぁ。
さぞかし儲かってるんだろうなぁ~
と思うのが普通でしょう。
でも実態は、貸借対照表や損益計算書を
見てみなければわかりませんよね。
富と聞くと、
純資産、自己資本比率、純利益
などが思い浮かびます。
売上が大きいということは
それ自体が素晴らしい功績なのですが、
利益が出ていなければ会社は存続しません。
見た目に惑わされないためには、
簿記会計の知識はあった方がいいです。
売上と利益については…
(売上)-(売上原価)=(売上総利益)
(売上総利益)-(販売費および一般管理費)=(営業利益)
(営業利益)+(営業外損益)=(経常利益)
(経常利益)+(特別損益)=(税引き前純利益)
(税引き前純利益)-(税金)=(当期純利益)
もちろん、これが理解できたから富める!
という訳ではありませんが…。
ビジネス系の投稿の中には
「月商」を「月収」と称して
こんなに儲かっています!
という表現を見かけることがあります。
「月商」は売上
「月収」は利益
「ゅ」と「ょ」の一文字違いで
まったく別のものになりますよね。
さて…、
富についての定義で、なるほど!
と納得させられた言葉をご紹介します。
「富とは、
一切の仕事を失くしたとしても
生活していけるだけの年月の長さ」
改めて、なるほど!と思いました。
ガンバリマショウ!