温故知新
ふるきをたずねて新しきを知る
昭和に学んだ成功哲学
振り返ってみました。
23歳の時、
2日間の自己能力開発トレーニング
を受講しました。
受講生は100名くらいで
全員知らない人たちです。
職業や役職もバラバラです。
経営者もいたでしょう。
自分の親世代の人もいました。
冒頭、講師から問いかけがありました。
「あなたは人生で
成功者になろうと思っていますか?」
もちろん、全員が元気よく
ビシッと手をあげました。
講師は続けて話します。
「残念ながら
全員が成功するのは難しいです、、、」
「・・・・・・・・・??」
そんなやり取りから始まったのが
ここからの話です。。。。。。
=========== ここから ============
今から
アメリカのある生命保険会社による
調査報告について伝えます。
とても興味深い統計データです。
この会社が
21歳の若者100人に質問をしました。
「あなたは人生で
成功者になろうと思っていますか?」
全員が力強く「はい!」と答えました。
さて、
その後、そのぞれの人生は
どんな結果になっていたと思いますか?
この調査報告は
21歳の若者が65歳になるまでの
なんと44年間を追跡したものです。
彼らが65歳になった時
どんな人生になっていたと思いますか?
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結果は次の通りです。
●100人のうち54人は
家族や政府の援助を受けなければ
生活できない状態でした。
つまり無一文者です。
●36人は
すでに亡くなっていました。
●5人は
働き続けていました。
●4人は
生活のために働く必要は
ない人たちで
特に何の不自由もなく
快適に暮らしていました。
●最後の1人は
誰もが認める成功者になっていて
跡継ぎに託す資産を築いていました。
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21歳の時には全員が
「成功者になろう!」
と思っていたにもかかわらず
こういう結果になっていたのです。
さあ、
この中で成功者とは
何人のことを指すでしょう。
そうですね。
4人と1人、合わせて5人を
成功者と呼べるのではないでしょうか…。
つまり、
全員が成功したいと言っても
95人は成功できない、、、
という事実があるのです。
成功者の比率は95対5なのです。
あなたは95人と5人の
どちらに入りたいですか?
もちろん5人の中に入る!
と、決めているでしょう、、、
(わたしは1人になると決めていました)
でも、これが現実であることを
知ってほしいのです。
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なんと、
過半数の54人が無一文になっていた
というのも衝撃的ですが、
それ以上に注目すべきは
働き続けていた5人のことです。
なぜこの人たちは
65歳になっても
働き続けていたと思いますか?
その理由が問題なのです。
楽しいからだと思いますか?
好きだからだと思いますか?
実はそうではなかったのです。
生活のために仕方なく
働き続けていたのです。
さて、
65歳で採用してもらえる仕事には
どんなものがあるでしょうか?
たいていは
多くの人が敬遠することだったり
キャリアを積んだあなたじゃなくても
誰にでも出来ることだったり、
何も考えずに
ひたすら続ける軽作業だったり、、、
もちろん
仕事を差別しているのではありません。
ここで問題にしたいのは
21歳の時に描いた将来像は
その姿だったのでしょうか!?
生活のために妥協する、、、
そんな人生を望んでいたのでしょうか?
ということなのです。
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ここで学ぶべきは
あなたも、、、、、、
ただ成功者になりたい!
と思っているだけでは、
生活保護は受けないまでも
ひょっとすると
老いた体にムチを打って
生活のために嫌々でも
働き続けることになるかも、、、?
ということなのです。
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では、どうすれば
95人ではなくて成功者5人に
入ることが出来るのでしょう?
実は
分析の結果わかったことなのですが
成功できなかった95人には
ある共通する3つの要因があったのです。
もし、
その要因さえ克服できたとしたら
どうでしょう、、、、、、?
成功者5人に入る可能性が高くなる!
ということになりませんか?
それを知りたいですか!?
わたしたちは
その3つを名付けて、
「失敗の3要因」と呼んでいます。
=========== ここまで ============
…と、まあ、、、、、、
こんな感じで
2日間の自己能力開発トレーニング
が始まったのでした。
とにかく、
こんな強烈で刺激的な研修は
初めてだったので、
23歳のわたしは
聴き逃すものか、、、、、、
と、真剣にノートを取ってました。
平成の時代にも通用するか
わかりませんが、
今の若者にも
ぜひ体験してほしい、、、
と思うトレーニングです。
でも今はもう
この手の研修は
どこも開催していないでしょうね。
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ところで
わたしはもうすぐ55歳。
65歳まであと10年か、、、、、、
さあ、
この統計でいうところの
どこまで食い込むことができるか!?
やるしかないですね!
36人の分類に入る気はないし、、、
あなたは
どこを目指しますか?
次回は【失敗の3要因】について
書きましょうか、、、、、、
次回へのリンクはここをクリック!
↓ ↓ ↓
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20代、昭和に学んだ成功哲学を
振り返りつつ、自戒の念を込めて、、、