先月54歳になった。
あと20年くらいかなあ…と漠然と思う。
（あくまで平均寿命との比較ですが）
10代、20代、30代と
ずいぶん生き急いだなあと思う。
いわゆる成功者になりたかった。
すぐに答えを出したかった。
貧しい人生で終わるのなら
そんな人生いらないとさえ思っていた。
今思えば
かなり偏った男だったかもしれない。
家族や友人にも随分と迷惑かけたと思う。
思い描いていた成功は
自分が贅沢したいがためだった。
目先の快楽のために生きていた愚かな男だった。
将来への基盤づくり、、、
などという発想は全くなかった。
賢者は、
全てを長期で考えている！
…と最近教えられた。
欲しい物があってもすぐには買わず
1週間、1ヶ月と先延ばしするそうだ。
それでも欲しくて必要と思ったなら買う。
将来のために現在を抑制する生き方。
投資案件の結果などは
自分の代で求めるのでなく
孫の代でどうなるか？ぐらいに
長期的な思考をするという。
「家系として子々孫々に引き継ごう」
…と考えれば
散財することもなく
貯蓄や健全な投資を考えて
生きていけるのではないだろうか。
それをきっと
家柄とか、家徳というのでしょう。
老後、人生の終焉は
人と時間を大切にして生きていきたいです。