よく聞く言葉に
過去と他人は変えられない、
未来と自分は変えられる。
というものがありますね。
たしかに世の中、
思う様にならない事も多いです。
懸命になればなるほど
周りとの温度差に孤独を感じたり、
理想を追えば追うほど
現実とのギャップに心が萎えたり、
期待すればするほど
結果が伴わなくて悔しく思ったり。
意欲さえ持たなければ
傷つくこともないのにね…。
御釈迦様は
この現象世界(自然界)は
全て「相対」である
と教えたそうです。
明暗、陰陽、増減、大小、遠近、
貧富、強弱、賢愚、美醜……。
こんな風に相対(あいたいする)だから
「うまく行かせよう」と思えば
「行かせまい」という反対の力が
働くのも当たり前なのかもしれません。
また「諸行無常」とも教えています。
もろもろの行、常なるもの無し。
全ての存在は変化し続けていて
永久不変なものは何ひとつない。
という様な意味ですね。
苦があれば楽も来る。
繁栄があれば衰退もある。
捨てる神あれば拾う神あり。
きっと自分が試されてるんです。
誰にどう評価されようが
善かれと思ったことを貫く。
これしかなさそうですね。
人の反応を期待するんじゃなくて、
自分の進化に期待して歩んでいこう！