認知症について

認知症について

 

2005年、アルツハイマー病は「第三の糖尿病」と発表されました。
食事を変えれば “脳機能障害” は改善される!
…ということです。

認知症

 

「死」や「ガン」より恐れられる「認知症」

 

認知症は「遺伝」や「加齢」ではなく、日頃 食べている「食パン」から始まっています。

片頭痛、不眠症、不安、うつ病、てんかん、運動障害、統合失調症、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、物忘れ…
これらの大半は、食事で摂る「穀物」が原因です。

現代の小麦は、交配や遺伝子組み換えによって品種改良された食物です。新石器時代の祖先が、ごく稀にありつけた野生の一粒小麦(ヒトツブコムギ)とは、遺伝的・構造的・化学的にまったく “異質の物”

身体は遺伝的にも生理的にもほとんど変わっていないのに、食物はこの50年で急速に変わりました。

 

認知症の元凶「グルテン」?

 

現代の小麦には、タンパク質の混合物「グルテン」が多く含まれています。
グルテンはその粘着性ゆえ、クラッカー・焼き菓子・ピザ生地など、パン製品を作るのにとても都合のよい物質です。

パン

私たちが好む食感「フワフワ感」や「モチモチ感」そのほとんどはグルテンが成す業です。
現代では遺伝子生物工学などの技術進歩で、グルテン含有量40倍という穀物も栽培できるようになりました。

 

グルテン過敏症

 

“グルテンを食事から除くだけ” で病気を克服した例

  • 63年もの間、ズキズキ脈打つ「片頭痛」に苦しんでいた人が、グルテンを除く食事に変えたら4ヶ月で改善された。
  • 深刻な「そううつ病」で何度も入退院を繰り返していたが、グルテンフリーの食事に変えたら2ヶ月で憂鬱な気分にならなくなった。
  • こどもの頃から興奮を抑えられない「学習障害」が、グルテンフリーの食事に変えたら6ヶ月でほぼなくなった。

 

サイトカインの放出で腸に穴が…

 

どんなタンパク質でもアレルギー源となりうる様に、グルテンも同様。
一般的な食品アレルギーは、体内の “消化酵素の不足” によるのに対し、グルテンアレルギーは、その粘着性によって “食物の分解吸収が阻害される” のが原因です。メカニズムは次の通り。

 

  1. グルテンが消化器官内に「のり」の様にへばり付いて残る。
  2. 免疫細胞がそれを “異物” と認識して「サイトカイン」という化学物質を大量に放出して攻撃する。
  3. 結果、腸の粘膜に穴が空いて、異物(菌・ウイルス・タンパク質)が漏れて血管内に侵入してしまう。

血管

これを「リーキーガット(腸管壁浸漏)」といいます

一旦こうなると、更に腸が過敏になってリーキーガットを進行させてしまいます。

 

さらに脳機能障害も…

 

同様に「脳」もサイトカインに攻撃されて、次のような「脳機能障害」を引き起こします。

片頭痛

片頭痛・アルツハイマー・パーキンソン・じんましん・流産・生殖不能・乳製品過敏症・多発性硬化症・統合失調症・てんかん・うつ病・自閉症・ADHD・筋萎縮性側索硬化症(ALS)など。

 

中毒性のあるグルテン

 

砂糖やアルコールは私たちを上機嫌にさせますが、実はグルテンにも同じような働きがあります。
ドーナツ・クロワッサン・ベーグルなどを食べて気分が高揚するのは思い過ごしではないのです。

グルテンは胃で分解されると、血液脳関門を通過できるポリペプチド混合物になります。
それが脳のオピオイド受容体と結合して恍惚状態を生み出すことがわかっているのです。

食欲

これはアヘンやモルヒネとまったく同じ作用で、グルテンを含む食品を我慢すると不快な禁断症状を感じる人さえいます。
食品メーカーが売上を上げるために大量のグルテンを製品に詰め込もうとするのも当然のことですね。

 

もしグルテンを見たければ…

 

  1. 水と小麦粉を手でこねる。
  2. 丸めた塊を流水で洗ってデンプンとタンパク質を落とす。
  3. 手に残った “ネバネバ物体” が「グルテン」です。

 

グルテンはライ麦・大麦など様々な穀物に含まれていて、このようにも使われています

 

  • クリームチーズやマーガリンに滑らかさを出す。
  • ソースや肉汁を固まらないようにする。
  • ヘアースタイリング剤にトロミを出す。
  • マスカラにボリュームを出す。
    など、、、

 

グルテンを含む穀物

大麦、小麦、麦芽、ライ小麦、スペルト小麦、カムット小麦など。

グルテンを含まない穀物

米、大豆、そば、ジャガイモ、トウモロコシ、アワ、キヌアなど。

 

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